ホストクラブには『体験入店』という制度があります。
体験入店とは、簡単に言うとホストという職業の職業体験です。
キッザ〇アの大人バージョンみたいなものです。
ここではホストクラブの体験入店について要点をまとめました。
はじめに
ホストは水商売で、究極の接客業とも言えるでしょう。
初めてホスト業界に飛び込むのって、ちょっと怖いですよね。
うまく女性と会話が出来るかな?
お酒飲んでもちゃんと仕事できるかな?
先輩は怖くないかな?やっていけるかな?
そんな不安を取り除くために入店前に体験できるのです!
とっても便利なシステムですよね!
体験入店のポイント
- 体験入店料が貰える
- 基本的に1店舗に付き1回
- 友達と一緒に行くのもアリ
体験入店料が貰える
体験入店させて貰うのに、お金はかかるの?
いえいえ、お金はもらえるんですよ!!
ホストというのは、先入観で怖いイメージがあります。
でも、実際はそんなことはなくとても楽しいお仕事です。
1度でも試して貰えればわかります。
ですのでホストクラブはお金を払ってでも体験して貰いたいのです。
実際は(未経験のイケメンを青田買いじゃ!)という下心があります。
注意点
ホストクラブによって条件はまちまちです。
だいたいは10,000円~15,000円、中には30,000円~50,000円なんてお店も。
時給制であったり、まったく貰えない場合があります。
3日で…とか入店したら…とかの条件がある場合もあります。
条件は事前に確認しておいた方がいいでしょう。
基本的に1店舗に付き1回
ホストクラブは採算度外視で高額の体験入店料を出します。
ですので、基本的に体験入店は1店舗あたり1回だけです。
1回であってもホストクラブ街に多くの店舗があるのでずっと体験できます。
ずっと体験入店を行っている人は、『体験荒らし』と呼ばれます。
そのうち何処にも行けなくなるので注意しましょう。
友達と一緒に行くのもアリ
たいていのホストクラブは、友達と同時に体験入店が可能です。
心細くないし楽しく体験できますよね。
お店の規模が小さいと、同時に複数の体験入店が出来ない場合もあります。
事前に確認しましょう。
体験の流れ
- 面接
- 研修
- 体験(接客)
- 終了
面接
年齢を確認できる物とメモ帳と筆記用具は持っていきましょう。
履歴書はホストクラブによっては不要です。
実際に接客を行うので、ラフ過ぎない格好で行きましょう。
スーツがあればベストですし、ホストクラブが貸してくれる場合もあります。
これらは事前に確認しておきましょう。
面接では、現在の職業、お酒の強さ、人見知りかどうかなどを雑談程度に聞かれます。
お仕事の内容や労働条件などの説明もあります。
挙動不審、不潔な身なり、過度の肥満などでない限り合格することが多いです。
イケメンでなくても普通であれば大丈夫です。
研修
面接に合格の場合は、ホストを体験することが出来ます。
本物のお客様を相手に、ヘルプとしてサポート業務にあたります。
お酒の作り方や、グラスやテーブルの拭き方など最低限の研修を行います。
やってはいけない事(爆弾行為)についても説明を受けます。
体験(接客)
いよいよ実際に接客を行います。
ホストとお客様がいるテーブルに、サポートで入ります。
何かをするのではなく、邪魔にならないように話を合わせます。
会話が少しでも盛り上がれば充分で、爪痕を残す必要は一切ありません。
だいたい下記のようなことを行います。
- お酒を作る
- グラスの水滴を拭く
- タバコに火をつける
- 灰皿の交換
終了
ホスト体験の時間は、ホストクラブによって異なります。
短いお店では2時間程度、長いお店では5時間程度みっちり行います。
時間が来たらバックルーム(事務所)に戻されていくつか質問されます。
だいたいは下記ような内容です。
- 体験してみた感想
- ホストは出来そうか
- 本入店の意思はあるか
是非働きたい、ちょっと難しい、少し考えさせて欲しいなど意思を伝えましょう。
入店する場合は、この後の流れの説明を受けます。
その後、体験入店料を手渡されて体験入店は終了となります。
帰る場合は終電に送れないように注意しましょう。
お店の選び方
- ホストワークを見る
- 希望に合ったお店を見つける
ホストワークを見る
ホストクラブは、歌舞伎町や大阪ミナミでは数百店舗というレベルで存在します。
すすきの、名古屋、福岡中州などでも数十店舗は存在します。
それぞれのお店で条件等は全く異なります。
そうなると重要なのは比較&検討です。
自分の希望する条件にあったホストクラブを見つけましょう。
そのために重要なのはホスト専門の求人サイトです。
特におすすめは【ホストワーク】です。
希望に合ったお店を見つける
ホストワークはホスト求人サイトとしてはNo.1の情報量を誇ります。
多彩な検索条件やキープしての比較機能などもあり、とてもお店を探しやすいです。
おすすめの条件
- 給料が高い
- メディア露出が多い
- 未経験者のサポートあり
給料が高い
最も大事な条件です。
同じだけ働いても貰える給料はまったく違います。
体験入店料が高くても、入店後の給料が少なかったら本末転倒です。
まずは最低保証の金額です。
指名して貰えるようになるまでは、この金額が給料になります。
未経験でホストになるのなら、最低保証で選ぶといいでしょう。
次に注目するのはバック率です。
ホストの給料は、指名客の売上からバック率を掛けた金額です。
その金額が最低保証の金額を超えると、歩合給となります。
このバック率によって同じ売上でも給料が変わって来ます。
売上には2種類あるので、小計か総売りなのかにも注意しましょう。
小計は、飲食代やセット料金、指名料などの合計です。
総売りは、小計にTAXと言われるサービス料金を掛けたものです。
TAXは30%前後が一般的です。
たとえばTAX30%のバック率50%(総売り)では、
100%×1.3(TAX)×0.5(バック率)=65% になります。
小計65%と同等のバック率になります。
数字のマジックに騙されないようにしてください。
メディア露出が多い
メディアの露出には2つの利点があります。
1つは集客面です。
以前は、女性は街頭にいるキャッチと話をしてホストクラブに来店していました。
キャッチは違法行為で、最近は取り締まりが厳しくなっています。
そのため、ホストクラブ側は集客に苦労しています。
メディア露出が多ければ知名度があがるので、お客様も自然と入ってくるようになります。
もう1つは自分の知名度を上げられることです。
メディアで露出されれば、自分の顔が売れて知名度が上がります。
これは単純に有名になりたいという承認欲求や自己顕示欲の話ではありません。
ホストクラブのお客様は、お店ではなくホストに付きます。
自分でお客様を呼べるようになると、その分稼げるようになります。
1人前のホストは、みんな自分で自分を売り込んでお客様を呼んでいます。
未経験者のサポートあり
未経験から始めるのであれば、サポートは重要です。
いくら流行っているホストクラブでも、指名を勝ち取れなければ稼げません。
圧倒的なイケメンであれば、テクニックがなくてもいいでしょう。
でもそうでなければ、テクニックを身に着ける必要があります。
そのノウハウの蓄積やアウトプットの能力は、お店によって異なります。
研修制度あり、マニュアルあり、未経験特化店、平等な付け回しあり。
求人内容のそういったキーワードをチェックしましょう。
まとめ
ホストクラブの体験入店についての解説でした。
なんとなくわかっていただけましたでしょうか?
まずは百聞は一見に如かずです。
ちょっとだけでもホストワークを覗いてみませんか?
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