重要な仕事!ホストクラブの内勤とは!?

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重要な仕事!ホストの内勤とは!

ホストクラブの内勤とは、店舗の運営業務全般を行うスタッフのことです。

ホストが売れるためには内勤の力が必要不可欠です。

縁の下の力持ちとなって支えるのが内勤で、お店を支えるという役割に関してはホスト以上と言えるかもしれません。

内勤は黒服、ボーイ、事務スタッフ、ホールスタッフとお店によって呼び方は変わることがあります。
ホストクラブには、【大きく分けると】ホストと内勤の2種類 ホスト以外の従業員=内勤という認識で【だいたい】OKです。
※まれに内勤スタッフとホストの両方の仕事を掛け持ちしている人もいます。

ホストクラブによっては、キッチン(調理師)、バーテンダー、WEBスタッフ、DJ、ダンサー(パフォーマー)、ドライバーといった職種の募集もあります。

それでは、内勤について解説していきましょう!

ホストクラブの内勤の仕事内容

内勤の仕事内容は多岐に渡ります。

・付け回し
・給仕/ウエイター業務
・お酒や備品などの発注管理
・事務作業
・受付/会計
・開店/閉店作業
・新人ホストの教育

付け回し

付け回し(つけまわし)とは、お客様のテーブルにどのホストを付けるか指示をする業務です。

内勤の仕事の中でも特に重要視されており、主に内勤としてある実績と経験を積んだスタッフがこの業務を担当します。

担当ホストが、席を外す際にお客様が一人になってしまわないようにヘルプを付けたり、初回客に付けるホストを決めたりします。

付け回しがいなければ、ホストクラブが無秩序な状態になってしまい、経営・運営が成り立ちません。

付け回しはホストの公平性を保ち、店舗全体の売上を上げ、新人ホストに指名獲得のチャンスを作る大事な役割を持っています。

給仕/ウエイター業務

注文されたお酒やフードをテーブルまで運ぶウェイター業務も内勤の仕事です。
そのほか、灰皿やアイスを交換したり、会計伝票を届けたり、お客様が帰られたテーブルを片付けたりサポートをします。

地味な仕事に思えるかもしれませんが、ホストを支え、お客様へ楽しい時間を提供するために必要な仕事です。
ヘルプの代わりにお客様と会話して時間を繋ぐ場合もあります。

お酒や備品などの発注管理

お酒やグラス、フードなどの発注・管理業務も内勤の仕事です。

バースデーやイベントに合わせて、不足が起きないように在庫管理をします。
発注をミスしてしまうとお店やホストの売上に大打撃を与えてしまいますので、常に在庫状況を確認し、消費分を予測しながら発注する管理能力を求められます。

事務作業

完全に裏方の仕事で地味ですが事務作業全般も大事な仕事です。
売上集計や給与計算を含む経理業務や、面接希望者の対応、ホームページやSNSの更新など行います。
店舗の規模が大きいと、事務作業のみを担当とする内勤がいることもあります。

一般企業と変わらないデスクワークなのでホストクラブで働いている感じはありません。

受付/会計

来店されたお客様の受付や退店時の会計も内勤の仕事です。
初回のお客様に、本人確認書類(顔写真付きの学生証や免許証など)の確認や料金システムの説明も行います。
退店時は伝票を発行し、テーブルあるいはレジにて会計します。
会計業務の担当はキャッシャーと呼ばれることもあります。
大きなホストクラブでは、会計(キャッシャー)専門担当を1名~2名立てる場合もあります。

開店/閉店作業

開店・閉店作業も内勤の仕事です。

たとえば、店内フロアやトイレの清掃、お酒の発注、レジ開けや釣り銭準備、音響や照明の確認をします。
掃除に関しては、掃除組とホスト(新人)が手伝うこともあります。

新人ホストの教育

新人ホストや新人内勤の基礎的な教育を内勤が行う場合もあります。

ある程度、内勤としての経験を積んだスタッフがおこないます。
新人ホストにテーブルマナーやシステムの説明、シャンパンコールなどの基礎を教えます。
内勤として入店したスタッフには、事務作業や開店・閉店作業など、内勤としての業務を教えます。

先輩ホストが接客部分を教えて、内勤が接客外の最低限のルールやマナーなどを教えるお店もあります。

内勤の給料形態

基本給が20万円~25万円程度です。
能力給や歩合給がつけば、30万円を超える場合もあります。
役職になれば、50万円~100万円も可能です。

正社員として雇用される内勤の給与体系は、固定給が採用されているケースが多く、基本的には一定日数働いて一定の給与がもらえます。

内容としては基本給と能力給・歩合給によって構成されます。

歌舞伎町やミナミなどのホストクラブ激戦区と地方といったエリア、あるいは内勤としての経歴によって基本給の金額は増減します。

この基本給に能力給や残業代を含めた総支給額から、住民税や雇用保険などを含めた総控除額を差し引いた金額が手取りとなります。

また、能力や成績、経験などを考慮して、能力給や歩合給が支払われることもあります。
責任者として店舗売上目標を達成したり、対応できる業務が増えたり、目標人数(ホストやスタッフ)の採用に成功したりしたりすると、基本給にプラスされます。
能力給・歩合給の金額は、数万円〜数十万円に達することもあります。

そして、店舗全体の売上から内勤に還元される場合もあります。

歩合率(還元率)は基本的に公表されていませんが、1%未満と言われています。
かなり低い割合だと思いますが、人気店であれば月間の売上は1億円を超えるお店もあります。
なので、1%未満でも数十万の歩合給が付くこともあります。

歩合給がもらえる店舗の場合「いかにホストたちに稼いでもらうか」が重要になります。
内勤でも月に50万円~100万円の収入を得ている人もいます。

内勤のメリット・デメリット

【内勤のメリット】

内勤は、お酒を飲む必要がありません。

店舗によっては、内勤が飲酒や飲食することを、禁止しているホストクラブもあります。
ごく稀に、お客様に求められた場合にのみ飲酒してもいい場合があります。

また、ホストの給料は売上に左右される歩合制(成果報酬型)ですが、内勤は基本固定給となっているので不安定さがないというのは最大のメリットと言えます。

内勤は店舗経営に必要な知識を身に付け、実践することもできます。経営戦略・方針、従業員の育成など、運営側にいるからこそ得られる知識は豊富です。
将来、自身でホストクラブやバーなど飲食店を開業するにあたって必要となる知識と経験を得ることもできます。

【内勤のデメリット】

ホストと比較すると求人が少ないです。

ホストは1つの店舗に何人いてもいいですが、内勤には定員があります。
また、ホストから内勤になる人もいて、内部で人員が補充される場合もあります。

また、ホストと比べて勤務時間が長い、新人ホストと比較したら多くの給料が貰えるが売れているホストには及ばないいった点もデメリットですね。

メリットとデメリットの捉え方は人それぞれですが、内勤として働く際はこれらをよく考えて応募することをお勧めします。

まとめ

内勤の仕事内容は、付け回しや受付・会計、開店閉店作業、新人ホストの教育など多岐にわたります。

内勤はホストクラブにとって必要不可欠な縁の下の力持ち的存在です。

ホストが稼げる・売れる・輝けるのは内勤あってこそと言えます。

「お酒が苦手」「年齢的にプレイヤーがきつくなってきた」「裏方が向いている」という方は、是非内勤をおすすめします。

内勤の求人を探している方は是非ホスト専門の求人サイトの【ホストワーク】で探してみてください。

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